神奈川県座間市栗原中央4-19-14
電話番号 046-240-6716
Fax 046-244-6065
ちずの在宅クリニックは、緩和ケア病棟で行われている痛みを取る麻酔科の技術と心の不安を和らげる精神科の治療を在宅医療で実現することを目標に掲げ、これまで精進して参りました。
また患者様に必要な医療を迅速かつ的確にお届けするため、訪問看護師のケアと観察を重視し、訪問看護事業所ごとに当院の医師と直接情報を共有できるようにしております。
ご自宅で大切な方とのお時間を穏やかにお過ごしいただけるように、今後も最大限の努力をお約束いたします。
この度私の生まれ故郷の座間市でクリニックを開院することになりました髙久(旧姓 日高)千鶴乃と申します。
大学に進学するまで過ごした当地に御縁あって舞い戻ることとなり身の引き締まる思いでおります。
当院は様々な理由で病院に通院される事が困難な患者様を対象に、訪問診療に力をいれております。
ご自宅にいながら病院の安心を手に入れ、大切なお時間をご家族と共にお過ごしになれるようにお手伝いさせていただければと思います。
現代医学がどのように進んでも心の痛みとからだの痛みは切り離すことはできません。
眠れない日々が続くとき、病で体が傷むとき、不安で身の置き所が無いとき、お一人で悩まずに是非当院に御相談下さい。
心身のバランスを取り戻し、自分らしい日常に必要な医療を提供することが当院の使命であると考えております。
そのため当院では内科医師のみならず、必要に応じて精神科医師による診察や麻酔科医師によるペインコントロールも致します。
プライバシーの保護の徹底と、心身一如の理念のもとに少しでもお役にたてるよう精進して参ります。
神奈川県座間市生まれ。
神奈川県立湘南高等学校を卒業、東京理科大学に進学し中退後、日本医科大学に進学。
卒業後は都立広尾病院呼吸器科で臨床研修を積み日本医科大学大学院へ進学。
卒業後は多摩中央病院にて病棟勤務に従事する。
人生は出会いと感謝でできている
旅、山登り
この度、ちずの在宅クリニックに副院長として着任いたしました高久俊と申します。
私はこれまで漢方医学専門医として大学病院などで患者さまを診察する一方、漢方薬を用いたがん免疫学の基礎研究に従事して参りました。
その結果、漢方薬ががんをはじめとする様々な病気で免疫力の低下した患者さんの生活の質の改善に重要な役割を果たすのではないかと考えるに至りました。
がん治療に伴う副作用対策に、また標準治療後の免疫力の改善に、そして緩和医療における生活の質の向上に、漢方医学はきっと皆様のお役に立てるものと信じております。
対話を重視し、ご病気の状態に合わせた適切な医療をご提供することで、在宅で少しでも健やかにお過ごし頂けるよう精進して参ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
元日本医科大学講師
1996年 日本医科大学卒
日本医科大学第一内科入局
日本医科大学大学院修了後、米国国立がん研究所に留学
帰国後、日本医科大学微生物学・免疫学教室勤務
がん免疫学の研究に従事するかたわら日本医科大学付属病院東洋医学科で漢方診療に約12年間従事
他人の靴を履く
音楽鑑賞
(原著論文)
1. Takaku Shun et al., CD8(+) T Cell-Mediated Therapeutic Antitumor Effect of an Herbal Mixture Containing Ganoderma lucidum. Evid Based Complement Alternat Med 2023 Apr 28;2023:9630816(霊芝含有製剤WTMCGEPの抗がん作用に関する研究)
2. Takaku Shun et al., Japanese Kampo Medicine Juzentaihoto Improves Antiviral Cellular Immunity in Tumour-Bearing Hosts. Evid Based Complement Alternat Med 2022 Aug 13;2022:6122955(十全大補湯が担がん宿主の抗ウイルス細胞性免疫の改善に寄与することを示した研究)
3. Takaku Shun et al., Japanese Kampo Medicine Juzentaihoto enhances antitumor immunity in CD1d (-/-) mice lacking NKT cells. Integr Cancer Ther 2020;19: 1-13.(十全大補湯が抗がん免疫制御に関わるNKT細胞を欠損したマウスにおいてがん増殖抑制に寄与することを示した研究)
4. Takaku Shun et al., Japanese Kampo medicine ninjin'yoeito synergistically enhances tumor vaccine effects mediated by CD8(+) T cells. Oncol Lett. 2017;13(5):3471-3478. (人参養栄湯が腫瘍ワクチンの効果を増強することを示した研究)
(症例報告)
1. 高久俊ら 少量の玉屏風散末内服の体質改善薬としての有用性 日本東洋医学雑誌 68(3):202-211, 2017
2. 高久俊ら 透析患者の手根管症候群の随伴症状の緩和に五積散が有用であった3例 日本東洋医学雑誌 67:28-33, 2016
3. Takaku Shun et al., A case of migraine without aura that was successfully treated with an herbal medicine. J Altern Complement Med. 2013 Dec;19(12):970-2.(前兆のない片頭痛に対する三黄瀉心湯の著効例に関する報告)
4. 高久俊ら 透析患者における上腹部の消化器症状に対して平胃散が著効した4例 日本東洋医学雑誌 62(4), 584-588, 2011
(学会発表)
[国際学会]
1. Shun Takaku: An herbal mixture containing Ganoderma lucidum synergistically enhances the antitumor effect caused by partially relieving the suppression of tumor immune surveillance due to the lack of CD1d-restricted NKT cells. 21st International Conference of the Society for Integrative Oncology. October 25-27, 2024 (California, USA)(霊芝含有製剤WTMCGEPの抗がん作用に関する研究の米国学会における口頭発表)
[国内学会]
1. 高久 俊ら:担がん個体の抗ウイルス細胞性免疫の改善に果たす十全大補湯の役割
第74回日本東洋医学会学術総会 2024年6月
2. 高久 俊ら: 腫瘍免疫制御系細胞群が十全大補湯の抗腫瘍効果に与える影響
第71回日本東洋医学会学術総会 会頭賞受賞 2021年8月
3. 高久 俊ら:人参養栄湯はCD8陽性T細胞依存性の抗腫瘍ワクチンの効果を増強する
第69回日本東洋医学会学術総会 2018年6月
4. 高久 俊ら:衛気虚証患者の慢性頭痛に対して玉屏風散(加酸棗仁)末が著効した2例
第68回日本東洋医学会学術総会 2017年6月
5. 高久 俊ら:手根管症候群に対して五積散が有効であった3例
第65回日本東洋医学会学術総会 2014年 6月
6. 高久 俊ら:三黄瀉心湯が有効であった5症例の検討
第64回日本東洋医学会学術総会 2013年6月
7. 高久 俊ら:顔面座瘡を伴う過敏性腸症候群に対して東洋医学的治療が奏功し西洋薬が不要となった一例
第60回日本東洋医学会学術総会 2009年6月
[講演など]
高久 俊:ラジオNIKKEI 漢方トゥデイ 漢方頻用処方解説 防風通聖散 2013年10月/11月